超技法 桂盛仁の彫金
¥3,300
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著者:桂盛仁、出版社:芸艸堂 、132ページオールカラー、サイズ:縦210×横148mm、ソフトカバー、刊行日:2018年12月19日
1944年に彫金家・桂盛行の息子として生まれ、幼い頃から彫金技法の研鑽を積み、2008年に人間国宝(重要無形文化財「彫金」保持者)認定された著者による、彫金の技法書。
1つのモチーフ(カラスウリの彫金細工)がデザインの考案から仕上げまで、出来上がるまでの一連の工程がすべてが写真とともに分かりやすく解説されています。
鏨(たがね)を打つ刃先、伝統色へ着色する様子なども写真入りで掲載。彫金細工を帯留に仕立てる際の「裏板貼りの方法」も。彫金に使われる道具や彫金に使われる金属、象嵌の種類とその技法解説も紹介されています。
明治時代の開国以降、いち早く花開いた日本のジュエリー文化の立役者は、江戸期から続く彫金師とその卓越した技巧でした(廃刀令で職を失われた彫金師がジュエリー制作に転職したことによる)。
彫金技法を知りたい、学びたい方だけでなく、日本のヴィンテージジュエリーが好きな方にも参考になる一冊です。