ジュエリーの真髄 アルビオンアート 至高の名品コレクション
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著者:山口 遼、出版社:世界文化社、128ページ カラー、サイズ:縦266×横210mm、ハードカバー、刊行日:2024年4月25日
宝石、デザイン、技巧、歴史……世界最高峰のジュエリーが結集、ジュエリーの凄みが凝縮した一冊です。美術館所蔵品級のジュエリーを多数抱え、展覧会への貸し出しも多いアルビオン・アートコレクションの名品を、宝飾史家の山口遼さんが明快に解説しています。
「この本は、日本を代表する世界的なジュエリーコレクターであるアルビオンアート代表取締役の有川一三さんが集めた途方もないジュエリーコレクションから、私と彼と二人でこれはと選んだ作品を、テーマ毎にまとめて小さな解説をつけたものです。(中略)
有川さんは、アルビオンアート・コレクションとして集めるには集めるけど、それを理解してくれる人がいれば、どんどん手放してしまう。「コレクター」というよりも、強いていえば、「良いものの紹介者」というほうが意味合いとしては正しいかもしれない」
(「はじめに」より)
古代の粒金細工やナポレオンのカメオ、ティアラ、アールヌーヴォーにアールデコーージュエリーにおける人間の手技やセンスの最高峰がここに集っています。
著者の豊潤な知識と経験から語られる、ひとつひとつのジュエリーのエピソードがオモシロイこと。目からジュエリーを学ぶ最良の本としておすすめします。
【目次】
第1章 アルビオンアート 美しさ極まる宝飾芸術
・歴史に残るエメラルドの最高傑作
・王侯貴族とジュエリー
・時代を物語るダイヤモンド
・超絶技巧とデザイン
第2章 宝石に見る自然モチーフの価値
・自然がデザインの中心であった頃
・植物の名品に宿る物語
・アールヌーヴォーという潮流
第3章 歴史や時代背景から学ぶ 12の煌めきの物語
・vol 1 古代の金細工と復元
・vol 2 カメオとインタリオ
・vol 3 キリスト教とジュエリー
・vol 4 ナポレオンと色石の世界
・vol 5 ジュエリーの大衆化と大英帝国
・vol 6 帝政ロシアとファベルジェ
・vol 7 エドワーディアンとベルエポック、そしてプラチナ
・vol 8 アールヌーヴォーとルネ・ラリック
・vol 9 アールデコと真珠
・vol 10 ダイヤモンドの世界
・vol 11 ティアラの世界
・vol 12 指輪の世界
・特別編 煌めきの日用小物
第4章 11のキーワードでジュエリーをもっと知る
・1 粒金
・2 ストマッカー
・3 パリュール
・4 フーケ
・5 シャトレーヌ
・6 サフラジェット
・7 ホルバイネスク
・8 リバイバル
・9 プラチナ
・10 シークレットウォッチ
・11 ビルマ産ルビー
有川一三×山口遼 特別対談
感動をシェアするために――
アルビオンアート・コレクションの意義
ほか