真珠の博物誌
¥2,200
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著者:松月清郎 、出版社:研成社、192ページ 白黒・カラー、サイズ:縦195×横137㎜、 ハードカバー、刊行日:2002年2月1日
明治26年に御木本幸吉が真珠養殖に成功した場所、三重県鳥羽市のミキモト真珠島。この地に建つ真珠博物館を務めるのが本書の著者です。
「ご存じですか?真珠のできるわけ、輝きの秘密。真珠博物館に蓄積してきた貴重な資料や記録をもとに、生命が育んだ美しい真珠の魅力を解明。天然真珠にまつわる歴史的エピソード、真珠貝と真珠の関係、気になる色とかたち、見分け方などを幅広く平易に語ります。真珠がより身近になる本」
(本書帯より)
なぜ真珠が出来るのか、どんな貝から生まれるのか、真珠の色や形など、真珠全般の知識を分かりやすく解説しています。
巻頭のカラーグラビアでは「養殖真珠の色と断面図」写真を掲載。養殖真珠の核と真珠の層の様子がよく分かります。
内容に幅と厚みのある構成、真珠についてしっかりと知識を深めたい人向きの一冊です。
[目次]*一部抜粋
1章 真珠図鑑
貝の種類とからだ/海の真珠貝/淡水の真珠貝/巻き貝
2章 真珠取りの諸相
海女の真珠取り/ダイバーの真珠取り/アマチュアの真珠取り
3章 真珠の文化史
日本の真珠/西洋の真珠/中国の真珠
4章 真珠の成因
さまざまな説/真珠をつくる試み
5章 真珠の見方
輝きの秘密/真珠の色/真珠の特徴/真珠のかたち