[図説]真珠の文化誌
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著者:フィオナ・リンゼイ・シェン (著), 甲斐 理恵子 (翻訳)、出版社:原書房、304ページ カラー、サイズ:縦216×横155mm、ハードカバー、刊行日:2023年6月21日
古代より人を魅了してきた虹色の輝き―「真珠」を多面的に生き生きと解説しています。
序章「サラ・シドンズのネックレス」は、18世紀後半のイギリスの女優、サラ・シドンズの肖像画で描かれた、何重にも首に巻かれたロングネックレスに注目します。真珠とたたき上げ女優・サラの人生を結びつけ、真珠そのものへ読者の関心を曳き寄せてから、いざ、本編へ!著者のユニークな好奇心に導かれ、真珠の文化を多面的に知る旅へと続きます。
「スコットランド女王 メアリー・ステュアート」
「エリザベス一世」
フェルメール「ヴァージナルの前に立つ女」
など真珠ジュエリーが描かれた絵画や、古代ローマの銅像に着けられた真珠ジュエリーなどを独自の視点で考察。真珠の生態や種類、養殖事情や採取方法などの解説も十分。著者の丹念な取材力が凝縮した、たいへん面白い良書です。
〈目次〉
序 章 サラ・シドンズのネックレス
第一章 真珠貝の自叙伝
第二章 採取
第三章 真珠の養殖、市場の獲得、ブランドの育成
第四章 真珠の七つの大罪
第五章 そして七つの美徳
第六章 真珠が体現するもの
〈著者プロフィール〉本書より
フィオナ・リンゼイ・シェン Fiona Lindsay Shen
南カリフォルニアを拠点とする美術史家、ライター。ウェールズに生まれ、スコットランドで育ち、その後は中国とアメリカで過ごしてきた。スコットランドのセント・アンドルーズ大学で美術史の博士号を修得し、ウェールズ大学、ミネアポリス・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン、ミネソタ大学中英カレッジ上海、チャップマン大学で教鞭をとってきた。著書に、ノンフィクション作品『シルバー Silver』(Reaktion Books、2017年)、『知識は喜び——上海のフローレンス・エイスコー Knowledge is Pleasure : Florence Ayscough in Shanghai』(香港大学出版局、2012年)がある。オリオン誌、ワシントン・ポスト紙、チャイナ・トゥデイ誌、シマロン・レビュー誌等、多くの定期刊行物にも寄稿している。
〈訳者プロフィール〉本書より
甲斐理恵子
翻訳者。おもな訳書に『世界を変えた100のシンボル』、『スミソニアン宝石コレクション 世界の宝石文化史図鑑』、『妖精伝説 本当は恐ろしいフェアリーの世界』(以上原書房)、『恐怖の地政学』(さくら舎)、『時の番人』(静山社)などがある。