宮廷のデザイン ー 近世・近代の御下賜の品々
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著者:八條 忠基、出版社:平凡社、126ページオールカラー、サイズ:縦219×横168mm、ソフトカバー、刊行日:2021年11月12日
御下賜品(おかしひん)とは、身分の高い人から拝受する贈り物のこと。本書は皇室の御下賜品を文様や図柄にフォーカスして解説しています。
全ページオールカラー、150点以上の美しい品々であふれる、見目楽しい、日本古来の文様やデザインの学びにもなる一冊です。
〈目次〉
Ⅰ 食器
Ⅱ 引き出物
Ⅲ 文具・調度
Ⅳ 装身具・喫煙具
Ⅴ 服飾
オープニングでは基本知識として「天皇のシンボル」「菊花紋の由来」「菊が皇統のシンボルに」が語られます。
たとえば「Ⅰ食器」の章では「御料食器の御下賜」「御所の食器」「江戸時代の天皇の食事」「季節と幾何文様のデザイン」などを解説。
ジュエリー、装身具ファンならば扇や煙管、即位大嘗祭の「大饗の儀」で引き出物として配られた「銀製の挿花(かざし)」などの写真や解説が興味深いでしょう。
「明治政府の菊家紋使用統制」の項、簪や櫛における菊花紋が禁止される図柄、不問(見逃し)の図柄について(絵図入り)も学びがあります。
「祝典の引き出物」の項では饗宴に参列した人たちへ配られた酒盃やボンボニエールなどの可愛らしい品々も。
著者は有職故実研究家、綺陽装束研究所主宰の八條忠基さん。日本の高貴な文様・デザインの入門書にふさわしい一冊です。