メディチ家の至宝 驚異の工芸コレクション
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著者:松本典昭、出版社:勉誠社(勉誠出版)、313ページ カラー、サイズ:縦210×横150mm、ソフトカバー、刊行日:2017年3月31日
中世からルネッサンス期のイタリア・フィレンツェにおいて、銀行家・政治家として絶大なっ権力を誇ったメディチ家。一方で、芸術を愛し、パトロンとしてボッティチェリやミケランジェロ、レオナルド・ダヴィンチなど数多くの芸術家の援助を続けました。
本書では、メディチ家の約300年にわたる歴史と財力のもとに蒐集したコレクションを、豊富なエピソードととともに紹介します。ジュエリー、時計、モザイク、貴石製容器、金属細工、陶器、テキスタイルなどなど、多岐にわたる工芸の傑作250点あまり。フルカラーで装丁も美しい一冊です。
著者プロフィール:阪南大学国際コミュニケーション学部教授。博士(文化史学)。
主な著書に『メディチ君主国と地中海』(晃洋書房、2006年)、『パトロンたちのルネサンス―フィレンツェ美術の舞台裏』(日本放送出版協会、2007年)、『メディチ宮廷のプロパガンダ美術―パラッツォ・ヴェッキオを読み解く』(ミネルヴァ書房、2015年)、共訳書に『マキァヴェッリ全集6』(筑摩書房、2000年)、G・スピーニ『ミケランジェロと政治―メディチに抵抗した《市民=芸術家》』(刀水書房、2003年)、G・ブラッカー『ルネサンス都市フィレンツェ』(岩波書店、2011年)など。(本書より)
【目次】
第一部 ルネサンスの黄金時代 1434-1537
第二部 超絶するマニエリスム 1537-1609
第三部 バロック繚乱 1609-1743